2024年11月に発効した「店舗を読み解く技術~小売業ドメイン知識入門~」という技術同人誌は、誌面レイアウトデータをRe:VIEWという組版システムを使って作成しました。
その際に使ったRe:VIEW記法を、自分のためのメモ書きを兼ねてまとめました。
あくまで「とにかく本を出す」という目的のために調べた、最低限の記法です。使い方が正しいかそうでないかなどは全く気にしておりませんのであしからず…。
公式のドキュメントはこちらをご参照ください。
使った記法いろいろ
脚注
-本文中のインライン命令
@<fn>{識別子}
-実際の脚注
//footnote[識別子][脚注の内容がここに入る]
- 具体例
@<fn>{koukoku}。
//footnote[koukoku][出典:「あたりまえの日常を止めない~進化し続ける卸売業~」、広告 vol.415、博報堂、鹿野恵子、2021年]
- 自動で脚注番号を振ってくれるのが超便利
画像
//image[ファイル名][画像タイトル]{
//}
- 画像のファイル名は拡張子を書かない
表
//table[識別子][キャプション]{ 〜 //}
- 具体例
//table[gyotai][業態ごとの平均値]{
. 食品スーパー コンビニ ドラッグストア
平均日販 340万円 67万円 130万円
平均客単価 2,191円 741円 1,000円
平均客数 1,550人 904人 1,300人
買上点数 10.1点 3.0点 5.0点
取扱商品点数 15,000SKU 3,000SKU 15,000SKU
平均売場面積 400坪 45坪 300坪
//}
空行
//blankline
コラム
====[column] フランチャイズチェーンに思うこと
筆者は編集記者のキャリアの初期では月刊商業界という、規模の大小を問わずありとあらゆる「商売」に関わる業界誌で編集の仕事をしていて、その時にフランチャイズチェーンの記事も担当したことがあります。
====[/column]
- 実際のアウトプット
引用
//quote{
コンビニオーナー向けの発注システムを開発したところで、コンビニオーナーが読んでいる媒体などありません。
//}
行頭の空白を開けない
//noindent
コード(コードっぽい使い方はしていない)
//emlist[][]{
Div―Dept―Line―Class―Item―Sku
//}
- 実際のアウトプット
無理やり改ページをする
//embed[latex]{
\clearpage
//}
👉Tips
📚IMEに登録する
記法をIMEに登録してしまいました。
- がぞう
//image[ファイル名][タイトル]{ //}
- きゃくちゅういち
@<fn>{識別子}
- きゃくちゅうに
//footnote[識別子][内容]
- こらむ
====[column] タイトル====[/column]
- くうぎょう
//blankline
📚Texの記法はchatGPTに聞いた
割り算を含む数式を記述するときに、texの記法を使う必要があり、さすがにそれをゼロから学ぶのは間に合わん…となったため、chatGPTに書き方を聞いたらクリアできました。便利な世の中になった…ほんとうに…。
//texequation[gmroi][交差比率・GMROI]{
\begin{split}
\text{GMROI} &= \frac{\text{粗利益高}}{\text{平均商品在庫高}} \times \frac{\text{売上高}}{\text{売上高}} \\
&= \frac{\text{粗利益高}}{\text{売上高}} \times \frac{\text{売上高}}{\text{平均在庫高}} \\
&= \text{粗利益率} \times \text{商品回転率}
\end{split}
//}
- 実際のアウトプット
📚どうしようもないときはXで質問してみました
めちゃくちゃ助かりました…。ありがとうございます。
本文の一部を太字にする
@<ttb>{ジャスト・ウォークアウト}